『目の肥えた客』と『性格の悪い客』

今更ながらアンパンマンの話をしますけど、あれカレーパンマンの方が絶対たち悪いですよね。ゲロ吐いてるんですよ、ゲロ。

 

さて、本日はとても生意気なことを書こうと思います。

 

現代における娯楽は、昔に比べると大量消費される存在です。ネットの普及と共に、色々な映像や画像が繰り返し見られるようになり、トレンドの移り変わりも激しいです。そんな中で、視聴者の目が肥えたものになってくるのは必然と言えるでしょう。

 

しかしそれと同時に、『目が肥えている』ことと『性格が悪いこと』が、表裏一体的に存在している気がします。

 

これはSNSで主に見られます。お笑いを例に挙げますけれども、twitterの書き込みなんかで、『こいつ皆面白くないって言うけど、俺は面白いと思う』、『皆面白いって言うけど、俺はこいつを面白いとは思わないな』みたいな言葉を見ます。

ここで大事なのは『皆〇〇って言うけど』っていう部分です。ここには自分は見る目がある、他の人と違う目を自分は持っているといった変に自信に満ちたナルシスティーな点が見受けられます。ナルシスティーってなんだ。

 

そもそも娯楽の受け入れ方なんて人それぞれ違うわけですから、そこに絶対なんて存在しません。プライムビデオのレビュー欄にしたって、見る必要はないんです。自分が面白いと思うかなんて分からないんですから。

強いて言えば高評価のレビューだけ見るとかは良いかもしれません。そうすれば見る気のあんまりないものを見ることはあっても。見る気のあるものを見なくなることはなくなるでしょう。

 

M1グランプリでも、twitterで芸人に点数を付け出す人が居ます。判定に疑義を申し立てる人も居ますね。

こういう人たちは、果たして『楽しみたい』という気持ちでこういうものを見ているんでしょうか?なんだか『見てやろう』的な、上から目線のお偉いサマ気分で見ている人が出てきている感じがします。

これじゃあ面白さも半減です。

SNSで楽しいことを共有できる。それはもちろん良いことで、楽しみ方の幅が広がっています。しかしそれにより、楽しみ方そのものが楽しくなくなってきている一面があるような気がしてきて、なんだか寂しい気分です。

 

よく考えもせずにゴロゴロ書きましたので、変な事言ってる気がします。何はともあれ、娯楽は楽しいものです。

ちょっと更新の間が開いてしまいまして、個人的に危機感を感じています。何としてでも続けねば。

最低でも週一では書けるようにしたいです。見てくれる方はとてもありがたいです。

 

終わり!